ITパスポートの取得は会社で推奨していると聞いたけれど・・・
- ITはよくわからないし触れないようにしている
- いまさらITを勉強するのはちょっと・・・
なんて考えてしまうことはありませんか。
実は、ITパスポートの問題は、学生よりも社会人の方が取りやすい資格です。
なぜなら、問題のうちのいくつかはビジネスの基本的な知識が必要となる為です。
ITパスポート合格のコツは、同じ問題を反復して学習することです。
その学習には、無料で使える勉強サイトITパスポート過去問道場を使います。
スマホで1日1時間の学習を3ヶ月続けることで合格できる勉強法を紹介します。
ITパスポートを含め10個の国家資格を取得した僕が勉強効率の良い方法を紹介するのでご安心ください。
1日片道30分の通勤電車の時間を3ヶ月全て学習に充てて取得しました
この記事を読めばわかること
取得するメリット
ITパスポートの取得で以下のメリットがあります。
- IT業界への就職で有利になる
- 会計・原価計算に関わるシステムを理解できる
- 社内システムの導入の進め方に詳しくなる
ITパスポートの試験概要
試験概要は下記の通りとなります。
項目 | 内容 |
---|---|
試験時間 | 120分 |
出題形式 | 四肢択一式(4択問題) |
出題分野 | ストラテジ系(経営全般):35問程度 マネジメント系(IT管理):20問程度 テクノロジ系(IT技術):45問程度 合計:100問 |
合格基準 | 全体の正答率60%以上、かつ分野別正答率30%以上 |
試験方式 | 受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します |
分野ごとに最低必要点数があり、パソコンで受験するのが特徴です。
合格するまでの道のり
当記事は過去問道場の使用を前提にご紹介していきます。
- 過去問道場のアカウントを作成する。
- 令和4年度春期を分野単位で解く。
正答率95%になるまで反復して学習する。- 令和4年度春期・ストラテジ系
- 令和4年度春期・マネジメント系
- 令和4年度春期・テクノロジ系
- 令和4年度春期の問題を解く。
正答率90%になるまで反復して学習する。 - 上記2〜3の手順で令和3年度春期〜令和2年度秋期平成31年度春期まで解く。
問題と答えをセットで覚える反復学習が効果的です。
1日1時間の学習を3ヶ月続けると最後までこなせます。
アカウントを作成する
ITパスポート過去問道場からアカウントを作成しましょう。
アカウントがあると自分の成績を表示できます。
自分の成長がわかるので、モチベーションに繋がります。
手順は下記の3ステップです。
簡単にできますので最初に済ませておきましょう。
- アカウントをタップ
- 新規登録をタップ
- IDとパスワードを入力
チェックボックスに印をつける 「ログイン状態を保持する」
ユーザー登録をタップする
分野ごとの最新問題を解く
ITパスポートはストラテジ系(約35問)、マネジメント系(約20問)、テクノロジ系(約45問)の3分野で構成されています。
それぞれの分野ごとの正答率が95%を目指して、分野を変えずに繰り返し解きましょう。
分野に分けて問題選択をする操作方法は以下の通りです。
- ITパスポート過去問道場を開く
- 分野指定をする 画像内の1〜3をタップ
※ストラテジ系の選択方法です。 - 開催回を指定する 画像内の4〜5をタップ
※令和4年春期試験の選択方法です - それではスタートです 画像内の6をタップ
ストラテジ系以外を選択する場合は、3番目のチェックボックスをマネジメント系もしくはテクノロジ系に変えて下さい。
開催回を変えるときも同様に5番目のタップを変えて下さい。
問題を通しで解く
最新問題(令和4年度春期)を指定して3分野まとめて100問に挑戦します。
正答率90%を超えるまで何度も繰り返します。
- ITパスポート過去問道場を開く
- 開催回を設定する 画像内の1〜3をタップ
※令和4年度春期の選択方法です - スタートする 画像内の4をタップ
他の開催回を選ぶときは3番目のタップを変えて下さい。
連続で100問を解くのは時間もかかり苦しいですが頑張って下さい。
効率の勉強法
習熟のスピードを上げるおすすめの勉強法を紹介します。
誤答からも学ぶ
択一問題の選択肢には、無関係の単語が誤答に選ばれることはないので、視野を広げて覚えましょう。
下記の問で解説します。
問.ITガバナンスに関する記述として,最も適切なものはどれか。
引用:ITパスポート試験 過去問道場 令和4年春期 問40より
- ITサービスマネジメントに関して,広く利用されているベストプラクティスを集めたもの。
- システム及びソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて,それらのベースとなる作業項目の一つ一つを定義して標準化したもの。
- 経営陣が組織の価値を高めるために実践する行動であり,情報システム戦略の策定及び実現に必要な組織能力のこと
- プロジェクトの要求事項を満足させるために,知識,スキル,ツール,技法をプロジェクト活動に適用すること
ここで選択肢1は何を指しているかを思い出すことを癖づけて下さい。ベストプラクティスを集めたものは、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)なので、問いのITガバナンスではない。と、4択であれば通常の4倍のスピードで学習することができます。
- 誤答です。これはITILに関する記述です。
- 誤答です。これは共通フレームに関する記述です。
- 正解です。これがITガバナンスに関する記述です。
- 誤答です。これはプロジェクトマネジメントに関する記述です。
異なる問題文では、以前の誤答が正答になることがあります。
思うように進まないとき
ここでは困ったときの対処法を紹介します。
問題文が理解できないとき
問題文でわからない単語が出てきたら調べながら進めます。
例えば、ITILについてわからないときは、「ITIL ITパスポート 単語」のように調べてみましょう。
専門用語も出てくるので最初は文章が理解できません。
答えがわからないとき
すぐに過去問に付属の正答・解き方を見てください。
考えるよりも答えを見て、繰り返して解く方が早く覚えることができます。
「自分の解き方と付属の正答・解き方の違い」に着目して、抱いた疑問を解消することを心がけてください。
付属の正答を見ても理解できないとき
付属の解説で理解できないときは、インターネットで検索するようにしてください。
検索キーワードは「資格名 解き方 問題のキーワード」とします。
ITパスポートのデータベース問題の解き方がわからないときは、下記のように検索してみましょう。
例「ITパスポート 解き方 データベース」
YouTubeで勉強する
YouTubeを用いた勉強も効果的です。
単語帳代わりに聞き流す
聞き流すことで更にスキマ時間を使うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
合格には、何度も繰り返し復習することが一番大切です。
まずは分野ごとに習熟度を上げて、その後に3分野を通しで勉強でしたね。
復習して確実に積み上げていきましょう。
その手順で合格することができます。
この記事を見て合格できた方はぜひコメントいただければ励みになります。
お待ちしております。
それではまた!
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