- ふとしたときにネガティブな言葉を思い浮かべやすい
- 「こうあるべき」という考えが先行してしまい行動を起こせない
- 一度決めたことでも本当にいいのか悩み直すことがよくある
いざというときは自分がついているから大丈夫!・・・なんて自信をもって言える人はなかなかいないですよね。
苦難を乗り越えて今のステージにいる皆さんは、その場所にふさわしい能力があるはず。
足りないのは能力ではなく自信です。
自分の能力を自分が信じて発揮するために必要なのは
- 成功体験と
- 自分で決めた経験です。
この記事では、自身の体験を踏まえて、成功体験の増やし方と自分で決めることの大切さと方法を解説して、自信つけるコツを解説していきます。
この記事を読めばわかること
成功体験を身につける
自らの能力を信頼するには成功体験の有無が関わります。
- 大きい達成感のあるもの
- 周囲に称賛されるもの
のように大きい成功がそこらじゅうにあればいいですが、そんなことはないですよね。
そこで、小さい成功を数多く重ねる方が簡単で効果的といえます。
一度コツをつかめば、目標達成⇨楽しくなって熱中⇨次の目標を達成⇨…のようにいい連鎖をうみます。
達成感を味わうコツは、自分が定めた目標の達成に専念すること。
では、どうすれば成功体験の身につける方法を一緒に学んでいきましょう。
僕も実践していることばかりなので、取り入れてみてください。
合格ラインを自分で設定する
成功は自分で定義することで達成しやすくなります。
周りにあわせて困難な目標をゴールにする必要はありません。
自分にとってすこし難しいくらいに目標をするといいですね。
少し難しいと感じたことをクリアできるとモチベーションが上がります!
上司や先生に与えられた目標は、自分にとって適切か再評価しましょう。
人を喜ばせるには、期待以上のサービスを提供することが大切です。
それと同じで「自分にとって少し上の目標」をクリアし続けることで、自分の能力への信頼感が高まります。
小さなゴールをたくさん作る
大会優勝や出世などの大きな目標は、達成感は大きいが挫折しやすい。
そういった目標は、いくつかに分けて1日でこなせるように落とし込みましょう。
具体的には・・・
- 困難な目標は、達成するためのいくつかの要素に分ける
- いくつかの要素をさらに1日でできるものに切り分ける
- 毎朝やることリストを作成する
- こなせたタスクに印をつける
この方法だと成功体験を毎日得られるので、モチベーションを維持しながら当初の大きい目標にも近づきますよね。
これはテレビゲームのトロフィーや称号システムと似ています。最後までクリアしなくとも、何かのきっかけで銅や銀のトロフィーがもらえたりしますよね。少し嬉しくなったりしませんか。
小さい成功を繰り返して大きい目標の達成ができます。
まずは自分の小さい成功を褒めることから始めよう!
成功したときのデメリットを理解する
思い当たるかたは、無意識のうちに作用しているマインドブロックが原因かもしれません。
出世できない悩みを例にして考えてみましょう。
出世は会社員の目標の一つで、給料や裁量権を増やすのに最適な方法です。
しかし、出世すると仕事量が増えてプライベートの時間が減る可能性が高く、友達のように仲良くしていた同僚は部下になり関係性は変わり、今までのように楽しく仕事をできなくなりそう。さらに、自分だけ出世することで憎まれないか不安。
目標の達成によってデメリットが生じることがわかると、無意識のうちに目標達成から遠ざける行動を取ることがあります。それをマインドブロックといいます。
そのマインドブロックが「やる気がでない」「やっていても身が入らない」という状況を作り出していたのです。
そのデメリットの対処の仕方を事前に決めておくことで、注意を逸らさず努力できるようになります。
自分の得意を知る
自分に合った効果的なアプローチを見つければ、目標達成の可能性を上げることができます。
おおきく分けると、外向型と内向型で分かれます。
僕は、内向型で人との対話よりもパソコンやメールを打つのが早いと感じています。
内向型人間が無理して外向型寄りのアプローチをしても能力を発揮しきれません。
▼才能診断のまとめはこちら
できないことに挑戦する
仕事・趣味・スポーツ・資格取得などで、今までできなかったことに挑戦してみましょう。
「やってみたい」と思うことに挑戦してみるのが一番ですね。
この複雑なプロセスを過程を楽しみつつ、スキルアップもできて、成功体験を得られるのが「好き」のいいところですね。
目標の変更は決して挫折ではありません。
始める前に決めた目標にこだわらなくていいです。
失敗したときのデメリットを理解する
失敗は怖いですよね。では、失敗の何が怖いか、考えたことはありますか。
失敗したときに何が起きるかわからないから怖いというケースは多いです。
つまり、失敗したら何が起きるか、その対処法がわかれば恐怖感は弱まります。
失敗が怖くなくなると好奇心を解放できますね
自分で決める
自分で決めたときの効果
- 自分で判断したことの結果に対して責任を持つようになり、
- 「成功したときの感動」や「失敗したときの悔しさ」などの感情も大きく動かされることとなり
- 反省点が増えて、それを次回に活かそうとする。(成長する)
ほかにも自分で決めるいいことがあり・・・
- 直感力が磨かれ
- モチベーションが向上し
- ストレスの軽減の効果もあります。
自分で決めることは案外お得なんです。
それでは、自分で決めるためのコツを紹介していきます。
人に流されすぎない
人に流されないことで自分のことを自分で決める機会を増やすことができます。
友達に合わせすぎる例
- 友人との食事で同じものを食べる
- 買い物などに付き添いで行くことが多い
- 旅行の行き先を友達にまかせる
食事や買い物などの日常生活から自分で決めるようにしましょう。
自分の意見を表明することが第一歩になりますね!
人より先に反応する
数人への問いかけにおいて、人より先に反応することで他人の影響が少なくなります。
人の反応をうかがったり、返信の言葉を真似したりしてしまいますよね・・・。
Toに部署メンバー全員が入っているメールで「全員に返信」する際には、真っ先に返事を送るようにしましょう。
先に反応するのは少し勇気がいりますがトレーニングにはなります。
自分の心の声に耳を傾ける
自分のことなのに何をどう決めていいかわからない、なんてことはありませんか。
そんなときは自分の中の自分に聞いてみよう!
世界で活躍した元プロサッカー選手の本田圭佑さんは、自分の所属したいチームに迷ったときに、どう決めたかを以下のように説明しています。
「心の中で、私のリトルホンダに聞きました。『どこのクラブでプレーしたいんだ?』と。そうしたら、心の中のリトルホンダが『ACミランだ』と答えた。そういう経緯があって、ACミランに来ました。」
ACミランはイタリアの名門サッカーチームです
こうして本田圭佑さんは世界へ飛び立ちました。
このリトルホンダがまさに自分の中の自分ですね
とても無邪気で好奇心の溢れる純粋な一面は、皆さんの中にも宿っています。
しかし、「こうするべき」「いまは我慢」と、周囲との同調圧力で、なかなか向き合えなかった一面だったことでしょう。
そんなときは諦めずになんどでも「どうしたい?」と語りかけてあげてください。
すると・・・
- 誰かと話したい
- 体を休ませたい
- 遊びに行きたい
とか、さまざまな答えが返ってくるはずです。
やりたいことがわかれば、実行してあげるだけですね!
選択を自分で評価する
人は自分の視点でしか考えることができないため、客観性を持つのは難しい。
ただし、紹介する10/10/10テストでは、自分視点を減らすことができます。
その方法は、未来の3つの視点から、自分の決断をどう感じるか書き出すというものです。
- この選択をしたら10分後はどう感じるだろうか
- この選択をしたら10ヶ月後はどう感じるだろうか
- この選択をしたら10年後はどう感じるだろうか
短期的な利益を排除して「長期的な視点」を獲得できるのがこのテストのいいところ。
目先の事情は正常な判断の妨げになります。
10年後にもなると悩んだことすら、どうでもよくなっていそうですね。
このテクニックを駆使して検討して決めたなら、その判断には自信をもって突き進んでもいいと言えるでしょう。
まとめ
自分の能力を信頼する力を養うのに必要なのは、成功体験を得ることと自分で決めることでしたね。
僕のおすすめは、「合格ラインを自分で設定する」と「小さなゴールをたくさんつくること」「自分の心の声に耳を傾ける」ことです。
大切なのは自分に合った方法を選択することです。
やってみて、自分に合う方法で自信をつけていきましょう。
それでは、次回もよろしくお願いします!
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