- 転職に興味があるが急ぐほどではない
- 転職したら何が変わるか興味がある
- 転職に時間をかけるのは不安
転職活動に、時間も労力も投資するには不安ができてしまいます。
転職は悩みの解決に役立つこともありますが、転職先で同じ悩みを持ってしまっては意味がありませんよね。
そこで朗報です。
転職は新卒採用に比べて理想の企業に出会う確率が高くなります。
なぜなら、転職の場合は現職との比較ができるからです。どこに不満があって何を変えたいかを明確にして、それを実現してくれる企業に入社すればいいのです。
毎月残業60時間以上のブラック企業に勤めていましたが、転職を経て残業や休日出勤をなくすことができました。
当記事では、2回目の転職を経て、何が変わったかを詳しくご紹介します。
転職に迷いのある方は是非読んでみてください
この記事を読めばわかること
実現できたこと
僕は3つの悩みを持っていたので、転職を決意しました。
- 月間の残業時間を10時間以下にすること
- 休日に休める環境を作ること
- 転勤が無い会社に勤めること
転勤については「当面転勤をしない」で合意しましたが、それを除く2つの条件は理想の結果になりました。
理想を手にしたことで起きた変化は、「3.良かったこと」で書いています。
残業時間の削減ができた
前職では、月間60時間以上の残業をしていました。
今は、残業をしなくなったので、理想を手にした結果となりました。
前職では残業手当に上限があって、手当も見合ったものではありませんでした。
休日に休めるようになった
前職では、休日の残務処理が日常茶飯事。仕事の電話が鳴ることもありました。
今は、休日を自由に過ごすことができて、良い生活を送れています。
想定と違ったこと
入社してから気づいた、大変なことを紹介します。
会食が増えた
僕が転職したのは化学業界で、会食の文化が根付いています。
会食は避けようと考えていましたが、部署単位での付き合いも多くて断りきれないのが現状です。
接待は特に大変なので正直に言うと避けたいですね
出張が増えた
入社前は出張を楽しみにしていましたが、体力に自信のない僕にはとても大変だとわかりました。
移動中に事務処理をしなければ間に合いません。
極力ないことを祈ります。
良かったこと
転職の狙いだった残業を減らす・休日出勤をしないを達成すると、良い変化がいくつも起きました。
他にも、思いがけず良かったこともありました。
それを紹介していきます。
将来への不安が減った
転職活動を本格化するにつれて、今後の人生の過ごしかたを考えるようになりました。
- お金で困りたくない・体を大切にしたい・家族や友人と過ごす時間を大切にしたい
- 副業をして収入源を2本以上に増やしたい
- サラリーマンは続けたいが拘束時間を減らしたい
お金と健康を得たいと思い、収入源を増やす必要があると考え、拘束時間を減らすために行動しました。
不安が減っている理由は、転職先の決定で生活が安定したこともあります。しかし、上記の目標に近づけている実感こそが一番の要因だと感じています。
つまり、努力と進歩の実感は一番の安心材料です。
物事に意欲的になった
仕事の負担が減ると健康的になりました。
- 残業がなくなり睡眠時間が伸びた
- 不安が減って寝つきがよくなった
すると、何事にも取り組んでみようという意欲が湧いてきて、ブログ執筆や料理などをやっています。
転職前は、仕事をこなすことに必死でしたが、余裕が生まれたことを実感しています。
他に良かったこと
紹介しきれなかったことを以下にまとめます。
- 胃痛が減った
- 人と過ごす時間が楽しくなった
- 根性論を聞く機会が減った
- 部屋が綺麗になった
- イライラしなくなった
- 会社に対して前向きになった
- 上司が部下の仕事量を管理している
転職の前後で生活が一変しました。
転職して悪くなったこと
良くなったこともあれば、悪くなったこともありました。
- 年収が下がった
- 仕事の達成感が減った
二つとも転職前に想定していました。
条件が悪くなったところもありますが、今の生活の方が好きです。
年収が下がった
年収は30万減りましたが、残業を年間700時間減らして時給は20%以上アップしました。
企業の提示額が僕の必要額を超えていたので、年収の低下は気にしていません。
項目 | 前職比(年間) |
---|---|
基本給 | +24万 |
手当 | +36万 |
残業代 | △60万 |
ボーナス | △30万 |
合計 | △30万 |
仕事の達成感が減った
前職は土木資材メーカーの営業をしていて、それに比べると仕事の達成感は減りました。
工事現場は時が経つにつれみるみる姿が変えるので、その様子は目を見張るものがありました。
工事の完了で仕事が区切られるので、大きい達成感を味わうことが多かったです。
しかし、そのやりがいと引き換えに、数々の犠牲(時間や労力)の上に成り立つ産業です。
仕事選びに「やりがい」を重視する方には、建設・土木業は向いています。
理想の企業に入社するために気をつけたこと
理想の企業に入社するために、転職希望者は企業との食い違いを起こさないようにする必要があります。
やることはコミュニケーションです。
転職希望者と企業でどのようにコミュニケーションを取ればいいのかは、以下にまとめていますので、ぜひご覧ください。
最後に
2度目の転職をしたのは、2022年2月のことです。この転職は成功だと考えています。
転職は理想の人生へと導く手段として有効です。しかし、現職から逃げ出したいために、急いで転職をしても意味はありません。
僕も1度目の転職では失敗しました。
転職をすると決心したのであれば、自分を向き合って、企業と向き合って、納得のいくまで転職活動をされることをオススメします。(情報収集はノーリスクです。そこは気軽に進めてくださいね!)
それでは、皆さんが理想の働き方を手にされることを願っています!
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