【資格取得の極意】資格10個取ってわかった勉強法 

資格取得の近道 社会人向け 10問に分けて反復して覚える勉強

資格の試験が近づいているにも関わらず、忙しさを理由になかなか勉強を始めず、いざ勉強をしようと意気込むも身が入らず。どの程度勉強すればいいかを考えているうちに時間だけがどんどん過ぎて、一夜漬けしようとするも疲れから諦めムードに入って、不合格をもらう・・・。

早い段階から正しく勉強をすれば合格できることは頭ではわかってはいるけど手につかない」こう悩んだことはありませんか。

合格できない原因はズバリ「どこまで勉強すればいいか」がわからないからです。

当記事では勉強のゴール提示とそこに辿り着く為の勉強法を紹介します。

試験までに以下二つのポイントをクリアできれば目標達成です。

  • 過去の試験問題5回分の正答率を90%以上の状態にする
  • 問題文と誤答の間違っている箇所を覚える

目標達成には以下の勉強法が有効です。

  • 過去問は10問ごとに区切る
  • 10問の正答率が100%になるまで繰り返し解く
  • 誤答の間違っている箇所を覚える
ひろす
ひろす

10個の国家資格を取った僕が解説するので安心して下さい。

この勉強法は確実に成果が出るので、勉強のモチベーションを維持できます。

資格を取るには、試験で点数を取ることに専念しましょう。

自分自身のマインドを整えることから始めます。

書き手のレベル

僕は10個の国家資格を取得しました。

取得年資格名偏差値
2015年高圧ガス販売主任者 2種42
2016年高圧ガス販売主任者 1種42
2016年高圧ガス製造保安責任者 丙種化学(液石)47
2016年丙種ガス主任技術者54
2016年液化石油ガス 設備士46
2016年第二種電気工事士44
2021年コンクリート技士 ※54
2021年ファイナンシャル・プランニング技能士 3級37
2021年日商簿記3級36
2022年ITパスポート45
2022年危険物取扱者 乙種 第4類48
難易度は「資格の取り方」 (https://shikaku-fan.net/rank.php)に載っている偏差値から引用

※コンクリート技士は認定資格で国家資格ではないですが、自分の中では最も高い偏差値なので載せました

ファイナンシャル・プランニング技能士を除き、会社推奨の資格でしたので取得しました。

資格を取るメリット

資格を取るメリット

資格を取ると以下のメリットがあります。

  • 転職の際に優遇される
  • 発言に箔が付く
  • 昇格や昇進に影響を与える
  • 幅広い知識が得られる
  • 同僚に能力を認められる
  • 資格者のみに認められる業務がある
  • 会社から取得一時金が出る

点数の上がる学習方法

点数の上がる学習方法

マークシート試験(択一問題)を前提に書いていきます。

手順は以下の通りです。

  1. 試験問題を10問程度に区切る
  2. 10の正答率100%になるまで解く
  3. 10問の誤答の間違っている箇所を覚える
  4. 2〜3を繰り返して試験問題1回分を完璧にする
  5. 試験問題を通しで解いて正答率90%を取る 誤答の理由も確認する
  6. 1〜5の手順で別の試験問題を解いて試験5回分を完璧にする

1〜6を繰り返して、5回分の試験問題の正答率を90%以上を目指します。

ひろす
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反復して同じ問題を解き続けることが合格への近道です。

過去問を準備する

過去問を選ぶポイントは2つあります。

  • 解説がわかりやすい
  • 5回分の試験問題がある

ネット上にも過去問があります。

例えば、ITパスポートには下記の問題集があります。

ITパスポート過去問道場🥋

試験問題を10問程度に区切る

試験問題は20問〜100問程度が一般的ですが、10問程度に区切ります。

例えば、問題数が50問の試験であれば、5つのまとまりに分けて勉強をしましょう。

そうすることで繰り返し学習するときの効果が高まります。

区切った問題を反復して解いて正答率100%にする

区切った問題を繰り返し解いて正答率100%にする ひろすの勉強

試験問題の1周目は、問題文を読んで答えがわからなければすぐに回答と解説を見て下さい。

考えたところで自分の中に答えがあるケースは少ないです。参考書を読む感覚でいいでしょう。

2週目以降は学習した記憶を引っ張り出して解いていきます。

10問のまとまりを正答率100%になるまで繰り返し解きましょう。

考えて解くというよりは、覚えた問題と正答を思い出す感覚です。

誤答の間違っている箇所を覚える

ITパスポート試験の問題で解説します。

問. ITガバナンスに関する記述として,最も適切なものはどれか。

  1. ITサービスマネジメントに関して,広く利用されているベストプラクティスを集めたもの。
  2. システム及びソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて,それらのベースとなる作業項目の一つ一つを定義して標準化したもの。
  3. 経営陣が組織の価値を高めるために実践する行動であり,情報システム戦略の策定及び実現に必要な組織能力のこと
  4. プロジェクトの要求事項を満足させるために,知識,スキル,ツール,技法をプロジェクト活動に適用すること
引用:ITパスポート試験 過去問道場(https://www.itpassportsiken.com/ipkakomon.php)令和4年春期 問40より

回答は下記の通りです。

  1. 誤答です。これはITILに関する記述です。
  2. 誤答です。これは共通フレームに関する記述です。
  3. 正解です。これがITガバナンスに関する記述です。
  4. 誤答です。これはプロジェクトマネジメントに関する記述です。

1の選択肢を見た時に「ITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたものは、何だったかなぁ」と自分の中でクイズ化して下さい。

ITIL(Information Technology Infrastructure Library)が出てくるとベストです。

これが誤答から学ぶということです。

問題文をが少し変われば誤答が正答でした。

これは次回開催の試験問題では出題の可能性があります。

過去問に挑む

区切った10問のまとまりで正答率100%が取れたら、試験問題を通しでやってみましょう。

ここでは、正答率90%以上を目標にします。

クリアできれば、次の試験問題に取り組みましょう。

5回分の試験問題をクリアすれば一発合格ラインに到達です。

正答率90%以上を取って晴れてクリアした試験問題も翌日以降に再度復習をしましょう。

時間をおいて学習することでさらに記憶が定着します。

困ったときの対処法

こんなときどうする
ひろす
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ここでは困ったときの対処法を紹介します。

問題文が理解できないとき

問題文を理解できないときは、わからない単語を調べながら進めましょう。

専門用語も出てくるので理解できない問題文があるのは至って普通です。

答えがわからないとき

過去問に付属の正答・解き方を見てください。

「自分の解き方と付属の正答・解き方の違い」に着目して、抱いた疑問を解消することを心がけてください。

疑問を持って取り組むことで習熟度が上がります。

付属の正答を見ても理解できないとき

付属の解説で理解できないときは、インターネットで検索するようにしてください。

検索キーワードは「資格名 解き方 問題のキーワード」とします。

例えば、ITパスポートのデータベース問題の解き方がわからないときは、こう検索してみましょう。

例「ITパスポート 解き方 データベース」

ひろす
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会社推奨の資格は受験者が多く、検索すると情報が出てきます。

ひろすの勉強法

ひろすの勉強の仕方

勉強のちょっとしたコツを紹介します。

通勤電車で勉強する

ペンと紙を使うのは面倒なので、問題集を読みながら心の中で回答して正答を確認します。

1問回答すると正答と解説を見て進めます。10問解いたら最初に戻ります。

ひろす
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休みの日に勉強するのは、試験の前日ぐらいです。

勉強時間の調整する

勉強に時間を割り当てられないときは、本来5回分やる試験問題を2回分に減らすなどご自身で調整してください。

合格率は下がりますが、広範囲を曖昧な理解で進めるよりもいい結果が出ます。

問題を区切って繰り返し行うことと誤答まで覚えること、二つのポイントを押さえましょう。

ひろす
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自信を持ってテストに挑めるようにしましょう。

耳で勉強する

Youtube等の動画配信サイトでは、耳で覚える為の動画があります。

隙間時間に活躍するので使わない手はないです。

40時間〜100時間程度確保する

机に向かわなくてもいいですが、勉強する時間は必要です。

僕は、通勤電車で勉強します。勉強時間を確保する為に特急電車から各駅停車に変更します。

平日に2時間勉強できれば、それだけで月40時間確保できます。

試験の2ヶ月前から取り組むことで80時間にもなります。

ひろす
ひろす

土日は遊んでいても合格を狙えます。

参考書は読まずに勉強する

過去問に付属の解説やネット検索を駆使してわからないところがなくなれば、参考書は不要です。

僕も危険物取扱者乙4とITパスポートは参考書・過去問を買わずに、ネット上の問題集や解説で合格しました。

まとめ

合格は近づいたでしょうか。

  • 過去の試験問題5回分の正答率を90%以上の状態にする
  • 問題文と正答と誤答とその理由をセットで理解する

これを目標にするのでしたね。

試験問題は10問程度に分けて、反復して覚えることで着実に点数を上げていきます。

初めは、右も左もわからない状態なので解き進めるのも時間がかかり苦しい思いをします。

1回目の過去問で正答率90%になり、次の試験問題へ進むとスラスラと答えを書けることに驚きます。

最後に世界最強と呼ばれたボクシングの選手、フロイド・メイウェザー・ジュニアの名言で締めくくります。

「お前らが休んでいるとき、俺は練習している。お前らが寝ているとき、俺は練習している。お前らが練習しているときは、当然俺も練習している。」

引用:フロイド・メイウェザー・ジュニアの名言より

メイウェザーほどストイックにやる必要はないですが、人と差をつけるには人よりも努力する必要があります。

次回をお楽しみに。

ひろす
ひろす

重要なのは記憶力です。

それではあなたの健闘を祈っています!

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